【映画『パリの恋人(1957)』より、『ス・ワンダフル』】

多くのジャズシンガーが取り上げるスタンダード曲も、元を辿ればミュージカルの中の1曲だったというケースが殆どです。

皆さんも、このメロディーをCMやBGMなど、どこかで聴いたことがあるかと思います。

 

数年前には中部地方のガス会社がCMにこの曲を起用していました。 ここでは、フレッド・アステアとオードリー・ヘプバーンが歌っています。

 

ライブでは、ジャズのリズムでテンポを超高速にしてバンドメンバー全員にソロを回してみたり、ゆったりとしたテンポでボサノヴァのリズムで歌ってみたりなど、色々な演奏の楽しみ方ができる曲です。

 

ジョージ・ガーシュウィンの作品は概ねメロディラインが強くはっきりしているので、大抵どんなアレンジを施しても原曲の良さが損なわれることがありません。 なので、ジャズとの相性は最高なのです。 多くのガーシュウィン作品がジャズスタンダード曲となっています。


こちらは、ジャズとして演奏しているバージョンです。 エラ・フィッツジェラルドとサミー・デイビスJrが歌っています。